Xincere Technology Blog

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シンシアに入社してやろうとしてること

こんにちは。この度、シンシアにジョインすることになった井上です。いわゆる、入社エントリーということで、これまでの自分の経歴と、これからの仕事に対する抱負などを書いていきたいと思います。

事業課題を技術で解決することが好き

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自分はシンシア代表の徐と同期で2014年に修士で大学院を卒業し、パッケージソフトウェアの会社に新卒で入社しました。そこでは、基盤チームで Elasticsearch のための共通ライブラリを書いたり、 CI/CDの基盤を整えたりしました。インフラエンジニアに近い働き方をしていました。

その後、仮想通貨を始めフィンテック領域の会社に転職したり、フリーランスをしたり、様々な会社でソフトウェアエンジニアとして仕事をしてきました。様々な企業で事業で必要なことを幅広くネットワーク・ブロックチェーン・インフラ・セキュリティ・サーバー・フロントを問わず、フルスタックに研究開発までいろいろ行ってきました。

自分は昔から兎にも角にも技術が好きで、新しい技術を学べる環境で働くのがとても好きです。プライベートでもOSSソースコードを読んだり、新しい技術を学んでいる間は、高いモチベーションで開発ができます。事業課題をオープンになっている技術を使い(必要ならば、OSSライブラリにPRを飛ばしながら)解決していくことが、自分がとてもエンジニアとして働いていて楽しいと感じています。

シンシアに入社した経緯

元々、代表の徐から創業の経緯や、今どんな感じなのか、という話を聞いていました。特に、下記の記事でも記載あったように、不動産業界ではまだまだ手動で、ないし人手に頼ったオペレーションの慣習が多く残る業界だな、という印象を受けました。

tech-blog.xincere.jp

そういった分野などで、特に、徐は代表であると同時にエンジニアでもあったので、こういった課題はいかにエンジニアリングによって解決可能であるのか、について力説をしていました。

そういった中で、自分でも不動産業界について調べていくうちに、不動産業界とは、民法によって規定された売買契約や賃貸借契約が基本にあり(注1)、それは全日本国民が主体者となって自由に行われている市場(注2)があり、そこをテックの力でレバレッジさせていくことができるならば、それは楽しそうだ、と思うようになり、入社を決意しました。

(注1: より正確には、民法が一般法でその上に宅地建物取引業法が特別法として乗っかっている構造)

(注2: 相対取引すら可能な市場であり、例えば建物を知人・友人に売るのであれば、価格の合意さえ取れれば、自分達でその取引を簡潔させることすら可能。ただこの場合は登記等に注意する必要あり)

これからのやりたいこと

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不動産では IT 化が遅れています。また、不動産と大きく括ったとしても、そこで述べられている業務は単純な賃貸や売買の媒介の他にも、様々な業務があります。 その中で、今注力しているシステムは主に以下の2つで、それぞれについて軽く説明をしたいと思います。

シンシアレジデンスは不動産物件を扱うサイトです。このサイトを、綺麗に、使いやすく、さらに表示の速さを実現するのは、ほぼ純粋にエンジニアリングの課題で、とてもやりがいがあります。 特に、このサイトはメディアとしての性質を持つため、 スピードアップ等が本質的に重要になるプロダクトであり、これをいかに実現するかがエンジニアリングの腕の見せどころかな、と考えています。

社内CRMは、仲介など、お客様とやりとりを行っていくうえで、利用していくシステムです。特に、仲介業務は、不動産会社の基本ともいえる業務であり、それを行うシステムを自社で作り込んでいくことで、弊社の理念である、「お客様のライフステージをなめらかにする」という思想を、より実現しやすいしくみづくりができると考えています。

最後に

不動産業界には、課題がたくさんあり、シンシアは技術によって、これらを解決しようとしています。分かるとおり、簡単ではなく、しっかり時間をかけてとりくむものです。まだまだ人が足りないので、もしご興味を持った方がいましたら、是非一緒に開発していきましょう。

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