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グローバルスタンダードなエンジニアリング組織を目指して

こんにちは、“社長兼エンジニア”と“エンジニア兼社長”、どちらの言い回しが適切かいつも判断がつかない徐です。ちなみに、未だに「社長」と呼ばれることに慣れません。これを見た方はぜひ、社長と呼ぶのはやめて、フランクに接していただけると嬉しいです笑

いままでの記事では、

を書いてきました。

今回は、自分が今まで歩んで来たキャリア、及びそれを踏まえて社内のエンジニアリング組織が現在どのような開発体制か、どのような組織を目指しているかを書こうと思います。

メガベンチャーからスタートした、エンジニアとしてのキャリア

大学時代、人工知能(進化型ニューラルネットワーク)の研究に明け暮れていた自分は、家族にも心配されるほど“就活”をせず、研究者になろうと論文を書いては学会で発表をする、を繰り返していました。

しかし、登録していた数少ない就活媒体でとある日系メガベンチャーのスカウトメールを受け取りました。たまたまその時間が暇だったので、説明会を聞きに行ったら引き込まれ「この会社かっこいいな」と思い、そのままWebエンジニアとしてその企業に就職しました。

それまで研究活動しかしておらず、Webエンジニアの“W” の字もわからない中で就職したため、入社当時は周りの同期に劣等感を感じていました。とにかく多くの仕事をこなそうと必死に働いた結果、1年ほどしか在籍しなかったにもかかわらず、いまでも当時の上司には「3年分は働いたじゃない?」とからかわれるくらい、とにかく多く働き、多くのことを学びました。

そんな充実した新卒生活を送っていましたが、“3年分働いた”おかげでたくさん成長し、そして「もっと新しい技術を学びたい」「バックエンド以外の開発・アプリも含めて全部できるようになりたい」と思い、転職を決意しました。

聖戦ケルベロスのバトルフィールド

当時、全力で開発していた聖戦ケルベロスバトルフィールド(通常BF)https://gamebiz.jp/news/126582 より参照

度重なる転職と得られた経験

1度目の転職から、起業を除き4回転職し、合計5つの会社でエンジニアとして働きました。

それぞれ、分類すると

  • 日系フィンテックベンチャー(5人程度)
  • 日系医療系ベンチャー(30人 -> 200人の上場規模まで)
  • 日系メガベンチャー(3000人程度)
  • 日系ビジョナリー・カンパニー(4.7万人程度)
  • グローバルテックカンパニー(世界中にいるため従業員数不明)

と、それぞれ規模感はまったく異なりました。

中でも、医療系ベンチャー企業(現在上場企業)での事業をグロースさせた経験・会社が大きくなり社員が増えていくのを中から見ていた経験と、グローバルテックカンパニーでの言語・時差を跨いで仕事をした経験はとても貴重でした。また、日系ビジョナリー・カンパニーでは人事システムの開発プロジェクトだけではなく、エンジニア採用としても仕事をさせていただきエンジニア“以外”の業務経験も加わり、本当に色々な経験を積むことができました。

いまの開発組織と目指している方向性

いま、開発組織はフルタイムと副業・インターン生、合計6名が中心となっています。自分の経験の中では、まだまだ規模が小さいフェーズです。しかしながら、外部のソフトウェアエンジニアの友達に現在開発しているものを紹介すると、必ず「この人数でこんなに開発してるのか」と驚かれるほど、多くのものを日々開発し運用しています。

今の組織内には、シリコンバレーでの開発経験・海外での起業経験を持つメンバー、大企業でのテックリード・大規模なインフラ運用経験を持つメンバーなど、経験豊富なメンバーばかりです。社内のコミュニケーションは基本的に日本語で行われているものの、時折英語でコミュニケーションを取るような場面もあります。

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日本語でのコミュニケーションをベースとしながらも、場合により英語や中国語でよくやり取りする仲間。

スタートアップの特に0->1フェーズにおいては、利用者を増やすことが重視されます。アイディアを出しては実装し、検証してはまた次のアイディアを出す、PDCAを高速に回すことがプロダクトを開発をする上ではとても重要だと考えています。大企業の開発体制ほど堅牢なシステムは必要ないですが、メンバー全員でデータベースの設計や基盤構築はかなりしっかり考えながら、開発体制を運営しています。

現在開発しているシンシアレジデンスは0->1フェーズのプロダクトであり、まだまだ開発したいものが多くあります。もちろん、利用者が増えるに従い、プロダクトの質もどんどん上げていこうと考えています。プロダクト、そして企業のグローバル展開も見据えて、グローバル企業での経験をもとに現在どうあるべきかを考え、それに突き進む形で設計・開発、組織運営を日々試行錯誤しながら行っています。

最後に

長期的な視点でばかりここまで書いてきましたが、まだまだ一緒に戦うメンバーが足りません。シンシアでは、一緒にプロダクト・会社を作るメンバーをインフラ・バックエンド・フロントエンド・デザイナーなど全方位で募集しております。

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